3号戦車95mm幅転輪
- 物販商品(自宅から発送)あんしんBOOTHパックで配送予定1.無刻印発送までの日数:3日以内¥ 2,000
- 物販商品(自宅から発送)あんしんBOOTHパックで配送予定2.VORWERK発送までの日数:3日以内¥ 2,000
- 物販商品(自宅から発送)あんしんBOOTHパックで配送予定3.FULDA発送までの日数:3日以内¥ 2,000
- 物販商品(自宅から発送)あんしんBOOTHパックで配送予定4.SEMPERIT発送までの日数:3日以内¥ 2,000
- 物販商品(自宅から発送)あんしんBOOTHパックで配送予定5.CONTINENTAL-A発送までの日数:3日以内¥ 2,000
- 物販商品(自宅から発送)あんしんBOOTHパックで配送予定6.CONTINENTAL-B発送までの日数:3日以内¥ 2,000
- 物販商品(自宅から発送)あんしんBOOTHパックで配送予定7.METZELER発送までの日数:3日以内¥ 2,000
- 物販商品(自宅から発送)あんしんBOOTHパックで配送予定8.DUNLOP発送までの日数:3日以内¥ 2,000
- 物販商品(自宅から発送)あんしんBOOTHパックで配送予定9.DEKA発送までの日数:3日以内¥ 2,000
- 物販商品(自宅から発送)あんしんBOOTHパックで配送予定10.mwu発送までの日数:3日以内¥ 2,000
この製品は1/35スケールの3号戦車転輪のセットとなります。転輪が12個、塗装用のマスクパーツが4個のセットとなっています。D社の各種SmartKitへの使用を前提として軸穴のサイズを合わせてありますので、他社製キットへのフィッティングは各自行ってください。 光造形方式の3Dプリンタ出力物ですので、切削、洗浄、塗装、接着といった取り扱い方法はプラスチックモデルとは異なりますのでご注意ください。 詳しくは以下の「本ショップの販売品について」をご確認ください。 [本ショップの販売品について] https://stz-model.booth.pm/items/5567532 3号戦車の初期は38cm幅履帯(※)でしたが途中から40cm幅履帯に変更となります。それに伴って転輪サイズも75mm幅から95mm幅に変更になります。 本キットはその履帯幅拡張後の95mm幅タイプの転輪を再現したものです。 現存車両を確認したところ、ゴム部分の刻印に様々なバリエーションがある事が判明しましたのでそれらを可能な限り再現してみました。 各刻印についての簡単な解説は以下の通りとなります。 なお今回作成した刻印のほぼ全種類はLegion AFVのサイトに掲載されている現存車両の写真にて確認できます。 1.無刻印 ゴム部に刻印が確認できない転輪があります。写真映りや摩耗の関係で刻印が見えないものが大半だと思われますが、実際に刻印がないタイプもあるようです。3号戦車の転輪は金属の輪っかにゴムを注型して後からはめ込んでいるみたいなので、表に刻印がない転輪は裏側に刻印があるのではないかと推測されますが確証は得られていません。 2.VORWERK 他のメーカー刻印は簡易ロゴなのにVORWERKだけ独自ロゴになっています。家電メーカーとして現存するVORWERK社の事だと思うのですが、WW2当時にゴム製品を作っていたという裏付けは確認できませんでした。 3.FULDA ドイツのタイヤメーカーです。現在はグッドイヤー傘下のブランドとして名前を残しています。 4.SEMPERIT 現存するオーストリアの化学メーカーです。現在でもタイヤ類を生産しています。メーカー刻印と少し離れたところにある○にSのマークはメーカーロゴになります。 5.CONTINENTAL-A 6.CONTINENTAL-B ご存じコンチネンタルタイヤです。メーカー刻印の対角に[520/95-398]と書いてあるタイプと、メーカー刻印の真横に[520/95-398]と書いてある2パターンを作成しました。他にCONTINENTAL刻印の横に[(520)95-398]と括弧付きで刻印しているタイプも確認しているのですが、1/35で再現してもほぼ見分けがつかないため省略しました。 7.METZELER 1863年創業のドイツ老舗タイヤメーカーですが、1986年にピレリに買収され現在ではオートバイ用タイヤのブランドとして名を残しています。 8.DUNLOP 言わずと知れた有名タイヤブランドです。元々はアイルランドの独立企業でしたが紆余曲折を経て現在ではブランド名として存続しています。地域によってDUNLOPブランドを管理する企業はグッドイヤー、コンチネンタル、住友ゴムと分かれています。 9.DEKA Deutsche Kablwerkeを略してDEKA。WW2当時はゴムおよびケーブル製品を生産していました。どうやら会社は存続しておらず、そのブランド名を冠したタイヤはアメリカのコッカータイヤによって継続して生産されているようです。 10.mwu Mechanische Werkstatt Ullrich GmbHが正式名称だそうです。 現在でも金属加工の会社として現存しており、第二次大戦当時はダンロップのドイツ法人の一部としてタイヤの製造を手掛けていたとの事です。 この刻印は1つしか確認できずかなり珍しいと思われます。(フィンランド軍「Ps. 531-19」の右型第6転輪) 刻印についてはなるべく現物通りの寸法で再現する事を心がけました。そのため大半の刻印はまともに視認するのが困難なぐらい細かいものになっています。あくまでフレーバーとしてお楽しみください。 ※III/IV号戦車の38cm幅履帯については過去に36cm幅履帯とも呼称されており複雑ですが、こちらでは以下の尾藤氏のサイトにおける解説に従い38cm幅履帯の呼称を使用しています。 https://panzermemo.web.fc2.com/03siryou/1538cmTrack/38cmTrack.html <テスト販売品からの変更点> ・レジンを変更し、よりシャープな造形になりました。 ・レジン変更に伴いサポート形状を全面的に変更しました ・ハブキャップ形状を修正しダボ穴を六角形にしました ・転輪本体の面をやや増厚しました ・小穴のサイズを拡大しました ・ゴム部分の断面を修正しました ・ゴム部刻印はすべて作り直しました ・塗装用マスクパーツを追加しました <考証について> 本製品は元々は上田暁氏の依頼により着手し、その後、匿名モデラーα氏およびミカンセーキ氏の監修で作成いたしました。この場で改めてお礼申し上げます。 <モデリング参考資料> 書籍「大日本絵画 突撃砲」ヴァルター・J・シュピールベルガー著、高橋慶史訳 Webサイト Legion AFV https://legion-afv.narod.ru/ プリンター:ELEGOO SATURN 2(or SATURN4/Mars4/Mars4U) 積層ピッチ:0.05mm 使用レジン:Anycubic Standard V2 品番:STZ35004 Ver:1.0 (刻印違いで後ろに枝番が付きます) Ver:1.0 2024/6/19公開